ミンコタアイパイロット、ミンコタ部品販売の専門店EASTLAND MARINE Ltd.,Co.
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ULTERRAトリムモジュールのインストール


ULTERRAのトリムモジュールのインストール手順です。トリムモジュール交換時に必要となります。ある程度ULTERRAの構造を理解されている方向けの簡易記載となります。

この手順を行わずに操作した場合、リブカウントの相違からロワユニットが最上部に達してもモーターが止まらず、新品トリムモジュールを破損させる場合があるので、インストールする前にトリム操作をしない様にご注意下さい。

 
該当モデル ULTERRA
 
必要工具 プラスドライバー、トルクスドライバーT20(2018年秋以降製造ロットのみ必要)
ラジオペンチ、六角レンチ9/64サイズ
 
必要部品 組立時:新しいトリムモジュール、防水熱圧縮チューブ
 
注意事項 ULTERRAの分解整備は構造上複雑な手順を伴い、作業によって新品交換パーツを破損させたり、正常なパーツ迄も破損させる恐れがあります。また、本体の動作によりお客様の怪我など重大事故の可能性も有ります。ULTERRAの修理、メンテナンスはプロショップへの依頼をお勧め致します。

当店でULTERRA本体御購入のお客様で、保証期間内にお客様による不適切な作業手順に起因する故障の可能性が有ると当店が判断した場合、保証対象外となります。予めご了承下さい。

パーツの性質上、お客様による取付作業後の不具合(動作不良、異音等)による部品交換、返品等は出来ません。

以下作業はバッテリーから電源ケーブルを外し、STOW状態である前提で記しております。

01)ヘッドユニットアッパーカバーを外す。

02)ヘッドユニット内リブベルトテンショナーを外し、ベルトを抜き取る。

03)ヘッドユニット内で接続されているシャフト内ケーブルとコイルコードの接続箇所を分離する。
  (ケーブル被覆を傷付けない様、注意が必要)

04)ULTERRA本体を分解し、Deploy状態トリムモジュール整備ポジションへセットする。
  • 左サイドカバー外す。
  • チルトモーターを外し、ステアリングブラケットリンクを解放する。
  • トリムモジュール(故障品)の上蓋を開け、プーリーテンショナーを緩める。
  • プーリーを送り出し、ロワユニットを40~50cm前側へ送る出す。
05)ピンラッチブラケットを解放してDeployポジションでロックする。

06)ロワユニット上のトリムベルトカラーを外し、ベルトを解放する。

07)トリムモジュールのリリース
リリースレバーを引いてトリムモジュールとステアリングモジュールを切り離します。

08)トリムモジュールを新しい物へ交換します。

09)ロワユニットを作業し易い高さの台などの載せ、トリムベルトカラーでベルトを固定します。

10)インストールコマンドを実行します。(センターパネル電源ボタンを使用)


【注意事項】
コマンド後、TRIM動作(上下)が開始されます。手、指等が挟まれると大怪我をする恐れが有ります。動作クリアランスを十分確保して下さい。フルトリムアップしますので、室内で作業する場合、シャフト長に応じた高い天井高が必要となります。家屋、設備、車両等への接触によりULTERRA本体ばかりでなく、周辺物を破損させる恐れが有ります。十分ご注意下さい。

11)赤色LEDが1回点滅後、緑色LEDが点滅する迄、電源ボタンを長押し、電源Onにする。(約5秒長押し)
 
12)電源ボタンを3秒長押しして、電源を切ります。

13)トリムモジュール上方に出ているベルトを掴み、『電源ボタンを2秒間に3回』押します。
  *この時、とりトリム下側の弛んだベルトがドライブシャフト等に引っ掛からない様、注意して下さい。

14)
下記の動作が開始されます(目視確認のみ)
−ロワユニットが目一杯上方へトリムアップします。
−約15cmトリムダウンして停止します。
→動作しない場合、再度(11)からやり直す。

15)ヘッドユニット、チルトモーター等全て逆の手順で組み立てます。

16)作業後、最初のStow動作時にロワユニットの向きが真横向きになるかどうか確認します。
真横向きにならない場合、リモートのPAUSEボタンで停止され、ULTERRA STOWポジションの修正を行って下さい。


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メール : info@eastlandmarine.co.jp
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