ミンコタアイパイロット、ミンコタ部品販売の専門店EASTLAND MARINE Ltd.,Co.
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ロワユニットの分解/組立(POWER DRIVEの場合)


POWER DRIVEのロワユニットメンテナンス方法の説明です。水中に浸かる最も重要な部分のメンテナンスです。出来る限りプロショップへの依頼を推奨しますが、POWER DRIVEは比較的ユーザーによるメンテナンスがし易いモデルですので、機械作業、電気関連作業が得意な方はチャレンジしてみて下さい。
 
適合機種 POWER DRIVE 3.62モーター全般
*ULTERRA/TERROVAの4.00/4.50モーターはプロショップへお任せ下さい。
 
必要工具 ロワユニット分解/組立時 : ソケットレンチ5/16サイズ、ヤマハAグリス
ブラシプレート脱着時   : トルクスドライバーT20サイズ
 
作業目的 ・シールキット交換、ブラシ交換
・ブラシキット交換(オーバーホール)
・不具合時、シャフト内ケーブル状態確認(要シールキット交換)
 
注意事項 当店お買い上げモーター本体で、保証期間中に実施した場合、当該箇所、又は、当該箇所が関連した可能性がある部分の保証は、対象外となりますのでご注意下さい。

作業の際は、予めシール類装着箇所の砂、ゴミなどをブレーキクリーナーで綺麗に除去して下さい。
 

1.ロワユニットの分解

1)ロワユニットの分解
 
5/16インチサイズのソケットレンチを使用し、スルーボルト2本を緩めて抜き取ります。
)ハウジングとアーマチュアコアの分離
 
 
アーマチュアがハウジングセンターに磁力で強烈に収まったままになるので、ドライブシャフト側を下にして、作業台などに押し付ける様にして、アーマチュアコアを引き抜きます。
 
3)ハウジングトップ内の確認

ブラシの摩耗状態や、周辺のブラシカスの汚れ、浸水の有無等を目視確認します。
 
4)ブラシプレートを外す(シールキット交換のみの場合不要)

トルクスドライバーT20サイズを使用し、ブラシプレートを外します。
 
5)ハウジングトップ内部の確認と清掃
 
ブラシプレートを外し、シャフト内ケーブルを抜き取った状態です。
 

2.ロワユニットの組み立て

1)シャフト内ケーブルの挿入又は状態確認

ケーブル素線へ水が浸透して黒ずんでいないか?、塩の付着で端子が白くなっていないか?等を十分確認します。このケーブルはモーターに掛ける大電流が通る重要配線です。少しでも疑わしい場合、ケーブルを切断し、被覆を数cm切って内部の状態を確認して下さい。

赤ケーブルがフィン側になるので、黒ケーブルよりも3cm長めに引き出しておくとブラシプレートの取付がやり易くなります。
 
)ハウジングセンターの向きの確認
 
ハウジングセンターの向きを確認します。刻印マークがある場合は、刻印が最もフィンに近くなる様に組付けます。つまり刻印が前側+下側です。

(ハウジングの前後方向)
写真中央のハウジング内面側のマグネットの上端とハウジングの縁迄の距離が短い方が前方になります。

(ハウジングの上下方向)
写真の通り、方位磁針がSを指す側が下側(フィン側=プラス側)となります。
 
)ロワユニットの組み立て
 
シール(ガスケット形状/白色/平ら形状)にグリスを少量塗布し、ハウジングトップに装着してから、アーマチュアコアをブラシプレートに挿し込みます。

)ハウジングセンターの組付け
 
ブラシプレートに挿し込まれたアーマチュアコア上方から、ハウジングセンターを装着します。前掲(2)の通り、向きに注意して下さい。

この時、磁力でアーマチュアが飛び出してしまうのを防ぐ為、写真の黄色丸印の様に親指を内側深くへ挿入しておき、ドライブシャフトを出来るだけ早く抑え込みます。

親指でドライブシャフトを抑え込んだ状態で、ハウジングセンターをゆっくり降ろしていき装着します。

一旦ハウジングを密着させた後に、ハウジングセンターを回さないで下さい。シールがズレたり、めくれたりして、漏水の原因となります

)ハウジングリヤの取り付け
 
フランジシールを交換したハウジングリアにOリング(黒色)を装着します。スルーボルト用Oリングに、グリスを少量塗布して、スルーボルトに装着し、ハウジングを締め込みます。

この時、最初から時計回しで締めこまず、半時計回しして、カタンとネジ山入り口に落ちた位置から時計回しで締め込みます
 
)締め付け確認
 
最後の締め付け確認を行います。トルクレンチがある場合は、3.62モーター(POWER DRIVE)の場合、4.5n/m*で締め込みして下さい。
メーカー指定値(国内表記換算値):3.96-5.09n/m


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