ミンコタアイパイロット、ミンコタ部品販売の専門店EASTLAND MARINE Ltd.,Co.
ログイン
はじめてのお客様へ 新規会員登録はこちら
カートの中身を見る

» カートの中身を見る

メールによるお問合せ 電話によるお問合せ 展開図から部品検索 EASTLAND MARINE別館 ミンコタ機種の選び方 TERROVAとPOWER DRIVEの違い アイパイロット取扱説明書 For A Long Life Use 修理メンテナンス EASTLAND MARINEレビュー 情報はSNSで発信 Instagramをフォロー facebookページをフォロー Twitterページをフォロー YouTubeをフォロー
2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
出荷/来客/電話対応の対外的営業カレンダーとなります。修理メンテ、WEB管理目的でこれ以外も出勤しておりますので、休業日の御来店希望は御相談下さい。
保証内容・免責事項
会社概要・店舗概要
領収書の発行に関して
配送料金
メルマガ登録・解除はこちら

 


ULTERRAレスキュー(1)【強制STOW】


海上でロワユニットの引き上げ操作不能となった場合、下記手順のいずれかを行い、強制STOW又はTRIMリセットを行って下さい。説明写真は、シャフトが垂直の状態となっておりますが、斜めで停止してしまった場合も作業手順は同様です。
 
該当モデル ULTERRA
 
必要工具 プラスドライバー、マイナスドライバー、ペンチ

【注意事項】(全ての作業に該当します)
コマンド後、急にSTOW動作、TRIM動作が開始されます。手、指等が挟まれると大怪我をする恐れが有ります。動作クリアランスを十分確保して下さい。家屋、設備、車両等への接触によりULTERRA本体ばかりでなく、周辺物を破損させる恐れが有ります。十分ご注意下さい。
 

強制STOW(ロワユニット強制引き上げ)

 
海上でSTOW操作が不能となった場合などにこのコマンドを使用します。
このコマンドで引き揚げ出来ない場合、トリムリセットを実施して下さい。

1)Powerボタンを押す。
→パワーONの状態になる。

2)Powerボタンを10秒間長押しする。
→赤と緑のLEDが交互に点滅する。
→STOWが開始されます。
 

TRIMリセット(トリム位置リセット)

 
1)Powerボタンを押す。
 →パワーOFFの状態になる。

2)Powerボタンを押す。
 →パワーONの状態になる。

3)3秒待機する。(何もしない)

4)Powerボタンを『2秒以内に3回』連続で押す。
 →赤と緑のLEDが断続的に点滅する。
 →モーターが最上位置迄トリムアップし、15cm程下がった位置で停止する。
 →赤のLEDの点滅が消灯。
 →緑のLEDが点滅から点灯に変わる。

強制STOW/TRIMリセットも不能な場合

主にシャフトのチルト動作(傾き)開始後に電源喪失(低電圧)が発生した場合、前掲の方法での復活が出来なくなります。この場合は、一旦、物理的にロワユニットを引き上げて帰港の為の航行に備えます。

注意事項
この作業を行う際は、バウデッキからの落水しない様、十分ご注意下さい。また、単独乗船での作業の場合、周囲の船舶の動向には十分注意して下さい。同船者が居る場合は、周囲の見張りを指示し、安全に留意して作業を実施して下さい。

1)ULTERRAの電源を切る又はブレーカーを遮断する。

2)サイドカバーを外す。
太スクリュー2本をドライバーで外す。海へ落とさぬ様、十分注意して下さい。

3)マニュアルチルトノブのリンクを外す。
マニュアルチルトノブを留めるスクリューをプラスドライバーで緩めて外す。

スクリューを海へ落とさぬ様、注意して下さい。
 

4)マイナスドライバー等でマニュアルチルトノブを押し上げる。
マニュアルチルトノブは押し上げても外れない為、海へ落とす心配は有りません。
ステアリング側のメタルプレートとチルトモーターブラケット側のメタルプレートを束ねていたマニュアルチルトノブがフリーになります。

5)トリムモジュールをステアリングモジュールから切り離す。
トリムリリースハンドルを水平方向へ引き出し、トリムモジュールをステアリングモジュールと切り離します。

6)ステアリングモジュールを開放する。
ピンラッチブラケットのロックレバーを上方向に持ち上げて、ベースマウントからステアリングモジュールを開放する。

7)トリムモジュールごとモーターを引き上げる。
この状態でベースマウントとロワユニットが航行中に開放されない様、固定して帰港します。



 

【備考】

ULTERRAにはいくつかのセンサーにより、モーターポジションを検知して、各種動作を制御しております。
 

強風等でプロップ回転が一時的に高回転となり、急な電圧低下が発生した時や、電源ダウンがあった際に、現在のポジションメモリーを失い、STOW(引き上げ)等の操作が出来なくなる場合があります。

電圧低下が発生している場合、修理/復旧後も必ず再発します。再度御使用になる際は、バッテリー、船内配線、配線の圧着端子、モーターの電源ケーブル、電源コンセント等に浸水、腐食が無いか十分確認を行って下さい。バッテリーは使用頻度に関わらず、最長2年で交換して下さい。

ULTERRA自体の故障ではなく、ポジションリセットを実施し、電圧安定後は引き続き使用出来ます。電圧低下が継続して発生している恐れがある場合は、御使用を御控え下さい。


【その他のコマンド】

ULTERRAには、その他に、トリムモジュール交換、ステアリングユニット交換、コントロールボード交換の際、インストールにコマンド入力が必要です。組み立てただけでは動作しません。

ULTERRAの修理、メンテナンスは、専門知識が必要です。米国ディーラーにて定期的に教育を受けている当店にお任せ下さい。



ミンコタに関する情報をSNS配信しております。
Instagramオフィシャルアカウント
facebookオフィシャルアカウント
Twitterオフィシャルアカウント
YouTubeオフィシャルアカウント


ご不明点は、EASTLAND MARINE迄、お気軽にお問合せ下さいませ。
メール : info@eastlandmarine.co.jp
*携帯ドメイン(docomo,softbank,ezweb)は、予め当店からのメール受信が出来る設定をお願いします。
*hotmail、outlookメールからのお問合せは対応出来ません。

戻る